ジャンプスタータといえばリチウム電池式の超小型のものが一般的ですが
Youtube等で去年ぐらいから紹介されているスーパーキャパシタ式のジャンプスタータというものがあります。
原理としては弱ったバッテリーから昇圧した電気をコンデンサーに貯めてスターター時に一気に開放することで
エンジンをスタートさせるというもの
10V以下にまで低下したバッテリーでも始動可能ということです。
利点としては
・事前に充電する必要がないので急な使用も可能
・リチウムバッテリーを搭載していないので空輸も可能
・充電放電回数は数万回可能
欠点としては
・値段が高い
・始動性の悪いエンジンには不向き(2秒以内に始動出来る必要)
日本製のものだと3万円前後
中国製のもので1万円前後
今回は部品を揃えて自分で組み立てるので3000円ぐらいで実現できました。
これマジで良いです!!
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車種名 | 商品紹介 | グレード | 不明/なし | ||
メーカー | その他 | 年式 | 型式 | ○○○-○○○ | |
作業レベル | 簡単 | 作業時間 | 0-15分 | 目安工賃 | ¥○,○○○ |
使用工具 | プラスドライバー,ラチェット,ニッパー,テスター |
作業工程その1 | |
まずは部品を香港から空輸してもらいました。 上の電池みたいなものがスーパーキャパシタ ウルトラキャパシタという場合もあるみたいで昨今のEVには欠かせないパーツです。 瞬間的に電気を貯めることが可能で放電も一瞬で行います。 下の回路が充電回路です。5V以上の電気があれば充電可能です。 構成部品は基本的にこれだけ | |
作業工程その2 | |
今回用意した試験電圧は9.9V この電圧だとセルモーターは確実に回りません。 | |
作業工程その3 | |
早速充電を開始 0Vから15Vまで電気を溜め込みます。 今回の回路は保護回路が入っているため 1.5A以上の電流を流すとストップしていましました。 おそらく過電圧に弱いキャパシタを安全に平準化するためなんでしょう | |
作業工程その4 | |
電流を抑えて再チャレンジ 7Vまで溜まってきました。 でもやはり2A近い電流だと保護回路が・・・。 このへんの制御は結構ちゃんとやらないと駄目ですね。 | |
作業工程その5 | |
安定的な充電をするなら1A程度が良いみたいです。 空の状態から満タンまで5分ぐらいでした。 | |
作業工程その6 | |
それでは早速始動性の悪いキャブレターエンジンの軽自動車でテスト バッテリー自体は問題ないので完全にバッテリー端子を外してやってみます。 恐る恐るキーを回すと4秒ぐらいクランキングしてエンジン始動せず・・・。 まーでも4秒も回ればかなりの車は始動できそうですね。 でもこのままではあんまりなのでもう一度充電して再度チャレンジ | |
作業工程その7 | |
次は1秒ぐらいで無事エンジン始動できました~ エンジン始動後はオルタネーターからの電気ですぐに満タン状態になりました。 2台3台と連続使用するのには問題なさそうですね。実際にこの車両でもエンジン止めて再度始動しましたが問題なくOK 5回連続全く問題ありませんでした。 |
BEFORE | AFTER |